ハーベスティング

新しい ブロック の生成プロセスはハーベスティングと呼ばれます。ハーベスティング アカウント - ハーベスターと呼ばれます - はブロック内の トランザクション に応じた手数料を取得します。これによりハーベスターにはできるだけ多くのトランザクションをブロックに追加するインセンティブが与えられます。

アカウントのインポータンスによって新しいブロックを作成する機会が決定します。インポータンスはアカウントが所有するハーベストしたモザイク数と総供給量の関係として計算されます。重要度をゼロより大きくするには、アカウントがこのモザイクを最低量保持する必要があります。

Catapult ソフトウェアはビジネスニーズに合わせて構成可能なプロパティを使用して、ハーベスティング用の モザイク を定義することが許可されています。例えば、コンソーシアムネットワークではインフラを運営する企業間でハーベスティングモザイクを配布することができますが、他の参加者はサービスを利用するために通貨モザイクを支払う必要があります。

注釈

設定パラメータは 編集可能 です。公開ネットワークでは異なる可能性があります。

ハーベスタアカウントはその重要性を利用して、ローカルまたはリモートノードに新しいブロックを作成できます。

ローカルハーベスティング

ローカルまたは VPS 内に catapult-server をインストールする場合、ハーベスティングに使われるアカウントを設定するように要求されます。 ブロックヘッダ はハーベスタアカウントの公開鍵と署名を含みます。

ローカルハーベスティングでは、プライベートキーを格納しているノードのインスタンスに誰もアクセスしない限りは安全です。

委任ハーベスティング

デリゲートハーベスティングでは、アカウントは catapult サーバノードと安全に共有できるプロキシ秘密鍵を使用できます。つまり、自分のアカウントの重要性を利用して、ノードの運用をせずに新しいブロックを作成することができます。

アカウントのデリゲートハーベスティングを有効になると、その重要性がリモートアカウントに転送されます。リモートアカウントは元のアカウントの重要性を継承します。

セキュリティに関して、プロキシの秘密鍵を共有しても、次の理由から元のアカウントが侵害されることはありません:

  • リモートアカウントは残高0です。
  • リモートアカウントそれ自身だけでは、インポータンスを他のアカウントに移すことはできません。
  • 元のアカウントは結果の手数料を受け取ります。
ローカルとデリゲートハーベスティングの比較
  ローカルハーベスティング 委任ハーベスティング
設定 catapult-server ノードのセットアップ リモートハーベスティングの有効化
コスト ノードのメンテナンス(電気、VPNのコスト) トランザクション手数料
セキュリティ 秘密鍵はノードの中に保存されます。 プロキシ秘密鍵はノードと共有されます。
報酬 同じ 同じ

スキーマ

AccountLinkTransaction

アカウントのインポータンスをプロキシアカウントにデリゲートするために、アカウントリンクトランザクションをアナウンスします。そうすることで、デリゲートハーベスティングが有効にできます。

バージョン: 0x02

エンティティタイプ: 0x414C

インライン

プロパティ タイプ 説明
remoteAccountKey 32 bytes (binary) リモートアカウントの公開鍵
linkAction LinkAction アカウントリンクアクション

リンクアクション

Enumeration: uint8

Id 説明
0 リンク
1 アンリンク